歯医者が苦手な方へ
歯医者が苦手という方へ
歯科医院を受診することが苦手という方は少なくありません。
中でもよく聞くのが、
・お口の中を見られるのが恥ずかしいから…
歯科だけに限りませんが、自分の普段見せない部分をさらけ出すのは、誰でも抵抗があるものです。
そして
・叱られないかと心配で…
(現に叱られたことがある方もいます)
・何回も通院しているのに良くならなかった
・麻酔で行う注射が苦手
・子供連れなので気が引けて…
など、歯科医院に足が遠のく理由は様々です。
過去に受けた苦い経験のために歯科を受診することを苦手に感じていらっしゃるケースも多くあります。これには「歯科恐怖症」と言って、治療が必要であることは理解していても歯科医院に行くことすらできなくなるほどの方もいらっしゃいます。
でも残念ながら、患者さんのお気持ちをどうかすることは我々には出来ません。でも、私たちは出来るだけ、患者さんのそのようなお気持ちに寄り添いたいと考えています。
取り組み①
初診の患者さんは診療室ではなく、まずカウンセリングルームにご案内し、スタッフがゆっくりお話を伺います。あなたの思いをお聞かせ下さい。カウンセリングを通じて当院の雰囲気も感じてもらえるでしょう。
患者さんの中には「いろいろな話を聞いてもらったことで苦手意識がなくなった」と言われる方も少なくありません 。
取り組み②
治療に関して不安や疑問に思うことのご相談も受け付けております。いきなり診療を始めることはしておりませんのでご安心ください。治療方針を確認・合意の上で治療に進めましょう。
過去の治療でうまくいかなかった方には、過去にはなかった治療の方法が現在はあるかもしれません。また、治療方針や進め方を見直せば治療をうまく進めていけるかもしれません。まずはご相談ください。
担当医に話しづらい場合にはスタッフにお声かけください。スタッフにもカウンセリングや歯科診療についての教育をしています。
取り組み③
治療用の椅子はセパレーションで他の椅子と分離し、プライバシーを確保しています。他の方にジロジロと見られることなく(または他の方の治療の様子を目にすることなく)、気兼ねなく治療を進めることが出来ます 。
取り組み④
診療室の雰囲気を感じたり、治療の器具を目にすると緊張するという方にも配慮しております。
インテリアは落ち着きのある内装にし、皆さまが病院に抱く「怖い」イメージを感じさせないようなつくりにしました。
また、「動線分離」と言って患者さんが診療室に入るルートと我々スタッフが使うルートを分けて、患者さんにはなるべく診療室独特の硬質な雰囲気を感じさせないような工夫をしております 。
取り組み⑤
恐怖とは、「何をされているかわからない」、「この先どうなるかわかない」といった先が見えない不安がそうさせるのではないでしょうか。当院ではアニメーションや模型、各種資料を用意し、治療の内容を理解しやすいようにしております。また、口内や歯の写真を撮り、治療の様子を確認できるようにしております。歯科医院は悪くなったところを治すところですですから、叱ることはありませんのでご安心ください 。
取り組み⑥
麻酔で使う注射針が苦手という方は多くいらっしゃいます。当院では注射の刺入時の痛みを軽減するために極細の針、表面麻酔、歯科麻酔用電動注射筒などを準備しております。さらに、針を刺しても痛くない部位の選択や針の進め方、注入圧力の加減など注射の痛みをコントロールするスキルがあり、これらを組み合わせて無痛治療への対応をしています。但し、麻酔の効き具合は日によって、体調によって、同じではありません。効きが良くない場合は無理をせず日を改めて治療するようにしております 。
取り組み⑦


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