衛生管理
いちょう通り歯科医院の滅菌システム&衛生管理
医療においては、治療の精度だけではなく、治療の安全性についても求めなければなりません。
特に院内感染対策はこれからの医療では欠く事が出来ません。
一方、医療の現場では、その対策が必ずしも十分に行われていないことが指摘されています。
治療にあたり歯科医が患者ごとにグローブを交換するのは、当たり前のように思われるかもしれません。しかし、2016年の厚生労働省の調査で「患者ごとに交換している」は医院は52%に過ぎないことが明らかになっています。
また、2017年の調査では、全国の歯科医療機関の半数近くが、歯を削る医療機器を患者ごとに交換せずに使い回している可能性がある(以前の調査より改善傾向にはある)ことがわかりました。
なぜこのような杜撰な感染対策となってしまうのでしょうか…それは院内感染予防・衛生管理には、多数の手間やコストがかかるからです。人員配置、人員教育、そして設備や器具への投資など、人的、経済的負担は医院運営を圧迫します。
しかし、患者さんの安全を第一に考えるとそこは省略出来るところではありません。当院では、患者さんにとって見えない部分だからといって妥協せず、徹底した衛生管理を行っております。
当院の院内感染予防対策をご紹介します!
最新の滅菌器(クラスB基準)を設置しています
当院では、小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ基準EN13060のクラスB規格*をクリアーする「 DACプロフェショナル」(ドイツ・シロナ社製)を導入しています。日本の多くの歯科医院ではまだ導入が遅れている最新・高性能(クラスB基準)の滅菌器です。
これを使用することによって、日々の臨床の中での高度な滅菌を可能にし、患者さんへの細菌感染の危険性を大幅に低減させることが可能となります。
オートクレーブは滅菌力の強さにより、上から B / S / N にクラス分けされています。
従来より日本の歯科医療で導入されてきたのは、クラスNのオートクレーブです。ミラーや単純な形態の器具に使用可能な滅菌器です。
一方、クラスBのオートクレーブは、それらの器具に加えて、チューブ状ものや複雑なつくりの器具(ハンドピースなど)の滅菌も可能となります。
クラスBのオートクレーブは単なる高圧蒸気による滅菌を行うのではありません。チャンバー内で真空と蒸気の注入を交互に繰り返すことで、チューブ状構造の器具や複雑な構造を持つ医療機器の内部の残留空気を抜き、蒸気を細部まで行き渡らせます。これによって、従来型では不可能であった器具に対しても滅菌処置を可能にしています。
診療器具は個別にパッキングして滅菌します
汚れは、手洗いでは除去しきれないものや、器具の内部や細部にまで付着する場合もあります。当院では、使用後の器具を簡易洗浄の後、超音波洗浄器にかけ、細部の汚れを除去し、タンパク質を分解、その後個別に滅菌バックに包装して滅菌しています。
また、滅菌パックに入れた状態のまま、無菌状態で衛生的に保管し、使用する際は直前に開けるなど、極力感染リスクをなくすよう努めています。
ハンドピースを患者さんごとに滅菌・消毒をしています
ハンドピース(いわゆる虫歯を削るドリル)は、治療時に患者さんの口内に入れるため唾液や血液が付着します。そのため、使い回せば細菌やウイルスを次の患者に感染させるリスクがあります。ハンドピースは複雑な構造のためにアルコール清拭では感染対策にはなりません。
日本歯科医学会の指針では、患者ごとに機器を交換し、高温の蒸気発生装置で滅菌するよう定めており、当院でもそれに準じております。
患者さんごとにグローブを交換しています
感染対策を考えると患者さんごとにグローブの交換を行うのは当然のことです。たとえ、他の患者さんの処置の後、手洗いをしたとしても、そのままの手で自分の口を触られるのは抵抗があるのではないでしょうか。グローブの交換は、法律では交換は定められていないため、実施していない医院も少なくないようです。
ディスポーザブル製品を活用しています
治療時に用いるエプロン、うがい用のコップはもちろん、麻酔液のカートリッジ、麻酔用注射針など滅菌が困難なものに関してはディスポーザブル製品(使い捨て)を利用しています。
処置を終える毎にユニットの消毒をしています
患者様が処置を終えたあと、機材には治療時に発生する粉塵や水滴などが付着することがあります。次の患者さんをご案内する前に機材やユニットを掃拭しています。
口腔外バキュームでクリーン診療を心がけています
口腔外バキュームは治療時に発生する細かい粉塵を、強力な吸引力で吸い取ります。当院では、院内感染対策に有効な歯科用吸引装置である口腔外バキューム『フリーアームアルテオ』(東京技研社)を設置しています。
安心でクリーンな院内環境づくり役立てています。























