口臭外来
現在カウンセラーが産休中につき予約枠が限定的です。
ご予約はお電話でのみ受付けております。

口臭症になると、お口の中で不快なニオイを感じたり、
生理機能やメンタル的な面から不安を感じ、
さらに強い口臭が出てしまいます。
「もう、口臭で悩みたくない・・・」お任せください
当院の口臭治療は、お悩みや辛かった経験を安心した気持ちで打ち明けて頂き、
メンタルな部分もサポートしていきます。
そして ご自身が抱いている不快な感覚を取り除きながら無臭化を図ります。
安心して治療を受けていただくために・・・
1.口臭外来認定スタッフが担当します
ほんだ式口臭治療の認定クリニックです。(EBAC)
ほんだ歯科で研修・認定を受けた医師・スタッフが治療を担当します。
口臭のお悩みを改善するために 専門的な知識はもちろんのこと、
長年悩まれてきた患者様の気持ちに寄り添い、ケアしてゆきます。
担当スタッフ紹介
高橋なつみ
EBAC認定カウンセラーの高橋です。目には見えない自分のお口のニオイ。家族にも聞きづらい問題ですよね。自分の口臭について、誰かの評価を聞いてみたい一方で、誰かに指摘された経験に深く傷つくこともあります。その結果、誤ったケアをやりすぎて悪循環に陥ったり、他人のしぐさが気になって日常生活に支障が出たりする方もいます。口臭の原因は人によって様々です。徹底的な検査と一人一人に合った治療プログラムをお作りして、正しい知識とケアの仕方をお伝えしながら無臭化を図ります。そして何よりも、患者様のお気持ちに寄り添いながらのカウンセリングを大切にしています。
お悩みから解放されよりよい生活のお手伝いが出来ればと思います。
2.完全個室 完全予約制で治療します
勇気を出して来院された患者様のお気持ちを大切にしたいと思っています。
そのお悩み自体、一般的な歯科治療と全く違うものですので
口臭治療のために特別に配慮された診療室で行います。
身近な方にもなかなか相談できない問題を 打ち明けて頂く場となりますので、
患者様と専門スタッフだけの完全個室で
お一人に3時間近くお時間を頂き、じっくり慎重に治療に取り組みます。
他の方の視線を気にされることのないよう最大限配慮しております
完全予約制でしっかりお時間を確保しているのでじっくり治療に専念していただけます
3.オーダーメイドプログラムと検査、カウンセリングの徹底
患者様が困ってらっしゃるのはいつ、どんなときなのか。どんなニオイを
不快と感じているのか。そして最終的にどんな状態になりたいのか。
それはひとりひとり違いますよね。当院では徹底した検査のもと、
正しい知識とケアの仕方を、患者様に合わせ組み合わせてお作りします。
まさにオーダーメイドなプログラムです。
そして、そのために何よりも大切なのはカウンセリングです。
患者様の生の声を大切に。
どんな言葉も聞き漏らさないよう努めます。
STEP1・・・口臭外来のご予約をされたら
口腔内診査
口臭治療を決意されたら、口腔内の治療状況・歯周病の有無、噛みあわせ、歯茎の状況など、まずは一般的な歯科検査を行います。
STEP2・・・口臭外来受診1週間前~
生活調査票
診察前に1週間分の食事内容、生活スタイル、口臭の感じ方などを記入して頂きます。カウンセリングの元になる重要な資料になります。
初診後、再診時にも必要となります。

STEP3・・・口臭外来受診当日
問診
口臭外来受診当日は、ご持参頂いた生活調査票を参考にしながら、問診とカウンセリングを行います。カウンセラーとマンツーマンで、約30項目の質問にお答えいただきます。その中で患者様の生活背景や、口臭外来を受診するに至った原因を明らかにしてゆきます。
リラックスした空間を心がけています。
※新型コロナウイルス等の感染予防のため現在はスタッフのフェイスシールドの着用、もしくはアクリル板越しとさせて頂いております。ご了承ください。
STEP4
尿検査
口臭に影響を及ぼす、全身の病気の可能性を尿検査で検査します。尿検査は、あくまでも呼気性口臭との関連や、内科的疾患のスクリーニングとして行い、異常が出た場合は関連科に依頼し、診断を仰ぎます。

STEP5
各種臭気ガス測定
♦ オーラルクロマ
呼気を採取し、臭気ガス測定機械「オーラルクロマ」を用いて、口臭の主な原因となる「硫化水素」「メチルメルカプタン」「ジメチルサルファイド」の3つの要素を測定します。診断はグラフになって表示されるので、患者様にも分かりやすく確認して頂けます。

♦ アテイン
尿素を口腔内に含み検査します。尿素は、口腔内細菌を増大させる作用があります。それにより、アンモニア濃度は高くなります。それを測定することにより、細菌の活動性を測ります。人の口臭の程度は、1日の中でも大きく変動します。口臭測定検査時には口臭がなかったり、数値が低かったりして患者様が気になる口臭とは違うこともあります。しかし、尿素で細菌を増幅することにより、口腔内の細菌数が最大になった状態を再現させるのです。つまりこの検査により、1日の中で 患者様のマックスの状態が分かるのです。

STEP6
唾液機能検査
♦ 安静時唾液検査
刺激なしに唾液を三分間排出させて検査いたします。
♦ 活動時唾液分泌量検査
ガムを三分間噛み、その間に排出された唾液量を測定いたします。

STEP7
唾液緩衝能力検査
♦ 唾液緩衝能検査
酸性溶液を中性からアルカリ性に戻す能力を測定するもので、唾液中の重炭酸塩による中和作用を利用した試験です。

♦ 唾液混濁検査
濁度・色調・沈殿について検査いたします。
STEP8
舌診
舌苔の付着具合や、舌の色、状態などを検査します。
♦ ムーカス
舌の上に軽く乗せ、口腔粘膜の湿潤・乾燥状態を直接測定し、数値で表示します。

STEP9
咽頭粘膜・鼻腔粘膜検査
のどと鼻の粘膜の異常がないかを視診します。明らかな異常がある場合は、関連科に依頼し、診断を仰ぎます。
STEP10
官能検査
機械だけではなく、実際に人がどう感じるかを判断するため、カウンセラーが実際に臭気レベルを診断します。口腔内の臭気を鼻で直接におい、臭気の種類や強さについて測定します。これにより、よりリアルな情報をお伝えできるとともに、再診時の変化にも気づきやすくなります。
STEP11
分析・診断
実際に検査結果をご覧いただき、内容を分かり易く説明しながら、検査結果を分析します。一方的な説明にならないよう、患者様とコミュニケーションをとりながら、原因を追究することを大切にしています。
※新型コロナウイルス等の感染予防のため、現在はスタッフのフェイスシールドの着用、もしくはアクリル板越しとさせて頂いております。ご了承くださいませ。
STEP12
指導・処方・無臭化処置
患者様の原因に合った治療法や、生活スタイル、食生活の改善のアドバイスを行います。また、デオドラント製品を処方し、使い方と効能をご説明します。それを使って頂きながら、3週間後の再診時で再び検査をし、結果を比べていきます。機械の数値にこだわるのではなく、あくまで患者様の不安を取り除き、自力で口臭を無くせるようにサポートしていきます。

STEP13・・・口臭外来受診後3週間
再診・定期管理とサポート
3週間後に再び生活問診票のチェック、各種検査を行います。
診察後の心身の変化、アドバイスに沿った生活はできているか患者様としっかり確認をします。また、製品の使い心地や効果、相性を結果と照らし合わせながら診断します。そこで問題、症状に不安がなければ今後は定期管理への移行になります。
定期管理は、当院の4か月に1度の保険内の一般歯科の定期検診の中で口臭の官能検査と粘膜チェックを行っていきます。
4.料金は保険外診療となり、次の通りです
初診料 | ¥30,000- |
再診料 | ¥15,000- |
ケア製品 | 数種類必要となる場合が多く トータルで¥7,000~10,000-位 |
※いずれも税抜価格です
※クレジットカードがご利用できます
話すことで気づくこと 聞くことでわかること
原因を深く追及される方が多い傾向にあります。
何かの病気でこの口臭が起きている、その病気を突き止めたいという気持ちが強いのです。
しかし、検査で何も病気がないと診断されると
「じゃあどうして口臭が起きるの?」とますます不安になり、その結果ドクターショッピングを繰り返してしまう方もいます。
自分が納得のいくような、決定打が何かしら欲しい気持ち、
皆さんも経験あるのではないでしょうか?
私自身もあります。
20代の頃の話ですが、ひどい動悸で、上手く息が吸えず
呼吸困難になったことがあります。
このまま自分は死んでしまうのではないかというくらい苦しく、
もう何か深刻な病気に違いないと病院に駆け込みました。
心電図や血液検査、できる検査はすべてしてもらって
結果を待ちました。
その間、自分でもインターネットで調べ、この病気ではないかと予想を立てたりしました。
しかし、
検査結果当日に医師から告げられた言葉は
「何もないですね。精神的なものじゃないですか。あまり気にしないことです。
一応薬は出しておきます。」
その当時私は医療事務をしていて、出された処方箋に書かれていた薬が抗不安薬だということがすぐに分かりました。
そして 私はその薬を、貰いに行きませんでした。
ショックで、屈辱的で、やるせなく、納得の出来ない気持ち。
でも一番辛かったのは、先生の放った言葉に突き放されたような感覚を覚えたことです。
死ぬかもと思ったほど辛いと感じたことを、
「気にしないこと」と対処されたことは、私は頭のおかしい、考えすぎで、マイノリティーな人間であると突きつけられたような感覚でした。
大病ではないかと心配していた家族も、
「精神的なものじゃないかだって…」と言うと
「よかったじゃない、病気じゃなくて」と言うのです。
何も病気がなかった、よかった、なんて
当時の私はとても思えなかったのです。
何も解決していない、これからどうしよう、ととても不安になり、
これならいっそ検査なんて必要なかったと思うほどでした。
当時の私はどうしてほしかったのだろうと振り返ると、
なぜこのようなことが起きるのか、
納得いくように説明してほしかった、のだと思います。
そして、
「気にしないこと」以外の解決策を教えてほしかったのです。
口臭治療をしていく中で、私はいつもこの時の気持ちを思い出します。
ご来院される方の中には、
過去に私と同じ、気にしすぎ、問題ないと言われ
暗いトンネルから抜け出せないでいる方がいるのです。
そんな方たちを救いたいと強く思います。
その上で大切なことをお話しします。
口臭はただ「ニオイがある」という現象ですが、そこに
【悩む】 【気になる】という「症状」を入れてしまうとそれは、
『口臭症』という病気になります。
なぜなら、口臭があって「ニオイがある」という現象も、
全く気にしていない人も沢山いるからです。
そういう人は、検索もしませんし、病院にもいきません。
口臭症は、「悩んでいる」からといっても
ただ単純に精神的なトラブルによって起こる精神疾患とは言えず、
悩んだ上で感じる「不安な感覚」もそこに伴っていることがあります。
そうなると、誰にでもあるような口臭(生理的口臭)にも
悩んでしまいます。
「悩む」という現象が、お口の生理機能を悪化させ、
自律神経障害を起こし、誰にでもある生理的口臭も強く出てしまう、
という状況になります。
メンタルな問題を解決していくためには、
まず、その辛い気持ちや悩みの状態をすべて打ち明けていただかなければなりませんし、
こちらも親身に受け入れて理解しなければなりません。
そこから口臭治療は始まるのです。
不安を強くしてしまうと自分では中々コントロールが難しいのですが、
それは本人の「気づき」がないからです。
自分のそういう状態に気づかないと自分で自分をコントロールはできませんし、
見えないことで悩んでいるので益々焦ります。
患者様の口臭がどのような状態で起こって、
どのようになっているのかを具体的に目に見えるようにしてカウンセリングで説明し、
理解して気付いてもらうことが不可欠ですし、
患者様も納得できないと精神的にも楽にもなりません。
それが口臭治療の心髄です。
実際の治療例
CASE1
50代 女性 小学校教諭
来院理由
生徒のしぐさが気になる。
至近距離で指導することが多く、常に口臭のことが頭から離れない。
日常生活に支障をきたしていると感じている。
治療内容
↓
問診
↓
各種口腔ガス検査
↓
各種唾液検査
↓
粘膜検査
↓
舌診
↓
官能検査
↓
診査・診断
↓
処方・無臭化処置
分析・診断
また、唾液の分泌能力が低く、安静時唾液の分泌量が著しく低い。唾液にも白濁と沈殿が見られた。
官能検査でもはっきりとした臭気がわかるレベル。
長期にわたる口臭の不安感があり、職業柄他人のしぐさや目線が気になり、
コミュニケーションを取りたくないと感じている。
口腔内乾燥と不快症状を自覚しており、それにより誤ったオーラルケアを頻繁に行うことで悪化させている。
精神的ストレスが強く、口腔内自律神経の悪化を認めるため口臭症と診断。
口臭症治療の必要性を認める。

指導・処方・無臭化処置
それにより生理的口臭を強く出していることを説明。
口腔内乾燥も強く、舌の奥に白い舌苔が認められるので
朝晩2回のタブレットを処方。
口腔内環境をまずは取り戻すことを目標に。
オーダーメイドプログラムの作成。
不安要素が強いのでプロフレッシュによる無臭化処置、
毎日の使用を勧めた。
また嗜好品摂取についての指導、正しいオーラルケアの説明。
ご本人としては、毎日の生活習慣が口臭を悪化させていることにとても納得がいった様子。
口腔内のケアは上手であったが、ネバネバするといった不快症状が強かったため、
正しい製品利用が必要であると診断し、デンタルペーストを処方した。
お帰りの際は、笑顔が見られた。
治療費 CASE1の場合
【初診時】
初診料 | ¥21,000 (キャンペーン適用につき) (税率8%) |
処方製品代 | ¥10,590 |
計 | ¥31,590 |
【再診時】
再診料 | ¥16,200 (税率8%) |
処方製品代 | ¥5,080 |
計 | ¥21,280 |
再診・・・口臭外来受診後3週間
↓
各種唾液検査
↓
粘膜検査
↓
舌診
↓
官能検査
↓
診査・診断
↓
確認

再診結果
安静時唾液の値や沈殿の量はわずかに改善された程度だったが、
舌の色も正常になり、舌苔はみられなかった。
また、官能検査での臭気も全く感じられなかった。
ご本人が楽しみながら実施しており、表情が明るく、
正しいオーラルケアの仕方を同僚に伝えているとお話して下さり、
長年の不安から解消されたようだった。
タブレットは終了し、引き続きプロフレッシュで経過を見ることに。
ご本人の希望があり、デンタルペーストも引き続き使用する。
不安症状が改善されたため、
これ以上の再診は望まれず、定期管理へ移行。
CASE2
20代 女性 会社員(営業職)
来院理由
電車で人が隣に乗ることや、車の助手席に座ることに抵抗がある。
他人がマスクを直したり、鼻をつまむしぐさが気になる。
治療内容
↓
尿検査
↓
問診
↓
各種口腔ガス検査
↓
各種唾液検査
↓
粘膜検査
↓
舌診
↓
官能検査
↓
診査・診断
↓
処方・無臭化処置
※新型コロナウィルス感染予防のため官能検査は休止中
分析・診断
アテイン※による細菌の活動数も平均以上の数値が確認された。
粘膜検査では舌に噛みしめとみられる舌圧痕、
頬粘膜の白線あり。
唾液の分泌能力は平均的数値であるが、安静時唾液の分泌量が著しく低い。
唾液にも白濁と沈殿の所見あり。
上記の結果及び生活調査票、問診から、
緊張時口臭が強く出ていると診断。
ご本人も口腔内の不快感と悪臭を強く感じ、
強い内的ストレスを抱えていることから
口臭症と認める。
口臭治療の必要性あり。
※アテイン(口臭発生能力試験・口腔内微生物環境変化)
口臭を起こすバクテリアである口腔内嫌気性菌を活性化し、予想出来るその方の最大口臭レベルを測定します。
指導・処方・無臭化処置
ご自身の口臭に自信をつけていくことを目標に。
そのためにもまずは口腔内細菌叢を整えること、弱った粘膜の改善を第一に、正しいオーラルケアの指導、及び唾液促進を促すためにも食生活指導をした。
さらに口腔内細菌叢を整えるためにタブレット処方、
プロフレッシュ+専用ペーストで無臭化処置。
内的ストレスが緊張時口臭を招き、悪循環に陥ることに関して
ご納得された様子。
前向きに取り組もうとしている姿勢が感じられた。
治療費 CASE2の場合
【初診時】
初診料 | ¥33,000 (内¥5,500-は前金として前回の口腔審査時にお支払い済) (税率10%) |
処方製品代 | ¥4,620 |
計 | ¥37,620 |
【再診時】
再診料 | ¥16,500 (税率10%) |
処方製品代 | ¥4,130 |
計 | ¥20,630 |
よくあるご質問
Q.保険は適用されますか?
口臭専門治療は、「口臭」や「口臭症」という病気自体が厚生労働省に病気として認定されていないのと、特殊な専門性が必要となることや、治療方法も医師や歯科医師で一定の手順でできないために保険が適用されていません。
Q.クレジットカードは使えますか?
Q.完全予約制ですか?
火曜日10:00~ 水曜日14:30~ 土曜日要相談
となります。まずはご相談ください。
Q.どのくらい通えば治りますか?
その後は患者様の口腔内状況に応じて期間・回数は異なりますが、定期的な管理をさせていただいております。
最短2回で終了→定期的な管理に移行される方が多いです。
Q.妊娠中や授乳中も治療可能ですか?
体調にご無理ない範囲でご来院くださいませ。
Q.他の患者さんに口臭治療を受けていると知られたくありません。配慮してもらえますか?
受付や他の患者様のいる前で、口臭治療というワードを出すことは一切ありません。治療の説明や製品についての説明も、すべて個室内で行いますのでご安心くださいませ。