歯医者のつぶやき
2016/03/15
低位舌予防は0才から!
品川区小山、目黒区洗足エリアの皆さまこんにちは。
いちょう通り歯科医院の岡本裕美です。
開院以来、お子様の担当の多い私。
乳幼児から小学生のお口で、気になることがいくつかあります。
その中のひとつは、「舌が見えている!」ことです。
お子様が診療室に入ってきます。
初めて会うその子のお顔を見るとき自然と口元にも目がいきます。
すると、軽くあいた口元からベロが!!!
真珠のようなかわいい歯でなく、かわいいベロが顔を出しています。
お口はそもそもつむっていてほしいです。
お口が開いていると鼻呼吸しなくなります。
口呼吸になります。
口呼吸は、空気中の雑菌やウィルスを直接肺に取り込んでしまいます。
なので病気になりやすくなります。
よだれだって、たらーっと垂れてきてしまうかも・・・。
ベロ=舌は、本当は閉じたお口の中で、上あごの天井部分に貼りついていて欲しいのです。
舌の先が上もしくは下の歯の裏についているのは、実はあまりよろしくありません。
舌がダラっと下に落ちている、つまり「低位舌」なんですよ。
(ていいぜつ、と読みます。)

低位舌は舌足らずな話し方になったり、いびきや睡眠時無呼吸症候群につながりやすいです。
受け口や悪いかみ合わせの原因にもなります。
色々と困るんです。
ところで、ひとは赤ちゃんの時、舌と上あごでママのおっぱいをつぶすようにはさんで
上手にお乳を飲んでいたはずです。
生まれた直後から、舌を上あごに貼りつける必要があるし訓練しているんですね。
それが、やがて上手に食べることにつながります。
そして、先出の低位舌予防にもつながります。
ここからは、乳幼児のご家族にぜひ、知っていただきたいことです。
おっぱいは吸うのに舌の力が要りますが、哺乳瓶はものによっては軽い力でミルクを吸えます。
要注意です。ちょっと飲みにくいタイプの哺乳瓶(母乳実感などがオススメ)をつかいましょう。
離乳食の始まっているお子様なら、スプーン使いとストローに気を付けてください。
食べ物をのせたスプーンを下唇に軽くのせ、お子様が上唇でパクッとしに来るのを待ってあげてください。

忙しいとつい、スプーンを口のなかに押し込んでしまいませんか?
お子様自身で程よい量を口に入れ、舌でのど奥に送り、飲み込む訓練の機会を奪ってしまいます。
舌の力がつきません。
マグマグのストローも危険です。あんなに長いと飲み物を簡単に飲めてしまう・・・。
どうしてもストローを使うなら短くカットして、自分の舌で飲み物を喉の方へ送れるよう使わせてあげてください。
日々の食べたり飲んだりが、栄養を摂るためだけでなく、正しい舌の使い方にも
大いに関係しているのです。
そして将来のかみ合わせや健康にも関係があると言えます。
すでに低位舌の方には、改善のための訓練法をお話ししています。
しかし、一度ついた癖、習慣は直しにくい場合が多いです。慢性鼻炎があれば、それも改善の必要があります。
いちょう通り歯科医院では、検診の際、虫歯や歯周病のチェックだけでなく、お口に現れる良くない習慣についてもご指摘、ご指導しております。
「口は全身の健康の入口」と言います。
洗足いちょう通りの一角で、お待ちしております。ぜひ検診にいらしてくださいね。























